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愛読書、国際ジャーナルとの巡り合い

高齢者問題
ここのところ、ドキュメンタリー番組が増えてきている。
その背景には、1時間でさえもテレビの前にじっとしておけない
若者のテレビ離れの進む中、いかに短時間に面白いものを
見せるかとしてきた結果、内容が薄くワンパターンとなった風潮が
ある一時代を追え、ホンモノ志向に変わりつつある視聴者へ向けた
一種の挑戦でもあるのかもしれない。

その成功を売らずけるかのように、先日放送された、
かつて大人気を博した役者の老後生活を追いかけたドキュメンタリー番組が高視聴率を記録したそうだ。

実は、私も釘付けになってその番組を見ていたひとりだ。

現在人の手を借りなければうまく生活のできない妻と、その妻を献身的に支える夫。かつて活躍していた夫婦は、おおきなお屋敷を離れ、都内のマンションで細々と暮らしているのだと、テレビが伝えていた。

我が家も例外ではない。早くに妻をなくしてしまった私の父は、仕事をしながら、そして介護なしでは生活のできない祖母を介護しながら、二人の娘を育てている。世間とは、一般的大多数の状況をとって判断するからか、父子家庭の我が家にはほとんど国からの援助はない。加えて、高齢化社会の進む昨今で、簡単に低価格で介護施設を利用することは困難である。

こうした救いの手すらどこにもない中で、今やこうした介護問題は、おそらく隣の家でも、隣の隣の家でも起こっているだろう。来年、再来年になれば3軒隣も4件隣の家にも、ひどい地域では町全体がそうなる。

一方では介護を避けて同居を拒ばみ、介護放棄によって死者が出たりする。元気なお年寄りは詐欺などの標的とされやすいと数々のところで言っているが、おじいちゃんやおばあちゃんがしっかり生きてきたからこそ今があることを考えなければならない。自分達がおじいちゃんやおばあちゃんになったときのことを考えなければならないのだ。

次代を担うのだという責任の持ち方が、極端に分かれてきている現状をとても不安に思う。現代画報で秋見つけた
10月号“現代画報”の表紙に目と足が同時にとまる。
朱色に染まる、京都・金蔵寺の紅葉。

本堂へあがる階段は、
紅葉のトンネルと紅葉のじゅうたんで
目にしたものを秋へと誘う写真である。

特集は、[脱・原油依存型社会の実現に向けて]。
相変わらず興味深いテーマだ。

これまで「報道」、「経済」、「社会」などに疎かったこんな
自分でさえ、原油価格の高騰により、ドライブや朝ごはんといった日常のささやかな幸せでさえも薄く小さくなっていく今に不安に感じる世の中だ。やれ通り魔だの、無差別殺人だの、オレオレ詐欺だのと物騒な事件が毎夜テレビやラジオのニュースから報道されるようになって、気づけばもう随分になる。

つい先日のことのように思われていたディズニーリゾートの拡大や皇太子様の結婚・・・といった世間を幸せにする明るいニュースは、今や報道番組の中に組み込まれる空きさえ失っているし、あってもスポーツ報道くらいである。


そんな息苦しさの中において、現代画報が問いているのは、「我々がいかに原油に依存しているかということ」である。間違ってはいけないのが、暗い話題ではないということ。これらを背景にして落ち込むばかりでは、回復を待つばかりでは、進まないということ。崖の淵にいるからこそ発せられる、新たなエネルギーがあるのだ。

一度失敗や挫折をした人は、周囲の優しさや大切さに誰よりも分かるようになるし、恐れるものも無くなる。一度大きな過ちをおかした人は、二度と起こらないようにするための策を身につける。阪神大震災という自然の大災害を経験した私たちは、おそらく同じことがあっても、あのときの教訓を少なからず生かせるはずである。

それら同様に、現状をよく見てこそ現れる道筋があると思う。それが見えたとき、きっと各報道番組からは、明るいキャスターの声が聞こえるはずである。
ユニクロが現代社会におしえてくれたもの
低迷を続けていたファッション業界で、売り上げを着実に上げてきた“ユニクロ”。シンプルで気安いデザインと、量産によりそこそこいい生地でつくられた衣料品はファッションにお金をかけられない生活難の私達にリーズナブルにファッションを楽しむ機会をたくさん与えてくれている。

この成功を気に、不況下のファッション業界に強いビジネスモデルとして“SPA”というスタイルが確立してきた。ユニクロ同様の、独自商品の開発?製造?販売までを自社で行なうシステムだ。

この他にもファッション業界を盛り上げるのが、ファッション小物だ。比較的安価なため、複数買うことができる靴下やタイツ、ハンカチや帽子などは、コーディネートを変化させられるため人気なのだ。

少し前の、こだわらない普段着に高級ブランドのバックを一つあわせるといったいかにも日本人らしいスタイルは、どうもあまり好きにはなれなかった。こうした姿を見て、海外の観光地では日本人にこぞって偽のブランド品を売りつけるなどの詐欺行為が後を絶たなかったと聞くからだ。

日本でのブランドバッグの売り上げはおそらく世界でも上位にランクインするだろうが、コンセプトをもったブランドたちは、何もジャージやスエットにあわせてバックをデザインしているわけではないだろう。

駅に張り出された大きなブランドポスターの中で、スレンダーな女性がシルエットの生きたワンピースにバックを合わせているように、TPOを考えて持つかっこよさがあるものではないかと思う。

たとえ来ているものがユニクロであっても、大好きなブランドバックと自分がより輝く着方があると思う。ユニクロが教えてくれたのは、安価でもファッションが楽しめるということだ。大切な人にもらった2000円のネックレスが妹の首もとで輝いてみえるように、自分のセンスを磨いてオシャレを楽しめば、きっとリーズナブルなショップでかった洋服でも、ブランドバックはもっと輝きを増してくる。ファッションは女性を輝かせてくれる貴重な存在だ。どれだけの不況が訪れても、いつでファッションが楽しめる時代であることを願いたい。

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